10放送人権委員会 判断ガイド2024企画・取材、制作、放送取材・報道の自由自由」が十分に尊重されなければならない。第29号 若手政治家志望者からの訴え(2006.7.26)報道の社会的使命一般視聴者が知ることの出来ない法律制定のプロセスなどを、深層に切り込む取材で明らかにしてゆく放送の公益性は極めて高いし、公権力の行使を監視し、その運用を適正に導くと共に、国民の知る権利に応えることは、報道の社会的使命を果たすものである。第42号 派遣法・登録型導入報道(2009.11.9)取材における情報公開制度の活用近年、報道機関の多くもこの〔情報公開〕制度を使って情報を得て、ニュース報道につなげる試みを行っている。国民の知る権利に応える観点から、こうした制度は積極的に活用すべきだろう。〔中略〕情報公開請求によって得た情報とはいえ、その内容をそのまま報道するだけであれば、発表報道とさして変わらない場合もある。知り得た情報について、報道することの公共的な価値の判断に加えて、疑問点を質すなど事実の吟味も必要である。第70号 情報公開請求に基づく報道に対する申立て(2019.10.30)参 照憲法21条(集会・結社・表現の自由、通信の秘密)集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。放送法3条(放送番組編集の自由)放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。放送倫理基本綱領放送は、民主主義の精神にのっとり、放送の公共性を重んじ、法と秩序を守り、基本的人権を尊重し、国民の知る権利に応えて、言論・表現の自由を守る。民放連 報道指針
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