放送人権委員会 判断ガイド 2024
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128放送人権委員会 判断ガイド2024人権侵害肖像権関 連第35号 “グリーンピア南紀”再生事業の報道(2007.12.4)第19号 福井・産廃業者行政処分報道(2002.12.10)隠し撮り映像をボカシ処理された人物の肖像権テレビ東京は、申立人が、自らの住居のあるA市内の商店街を歩く様子や、申立人が実家に帰る途中の状況などを申立人の承諾なく撮影し、顔にボカシをかけたうえで放送している。しかし、これらは公共空間の映像であり、申立人の映像そのものからは申立人の容貌等を推知することはできないから、本決定では申立人の肖像権の侵害の問題は論じない。第52号 宗教団体会員からの申立て(2014.1.21)インタビュー取材と肖像使用の暗黙の承諾放送による報道のための取材活動においては、通常、映像として使用することを前提として取材・撮影がなされるわけであり、取材対象者がカメラに向かってインタビューに応じることは、特別な理由がない限り、公表(放送)についても承諾していると解したとしても、直ちに不当であるとはいえない。本件においても、撮影を承諾したことは、公表を承諾しないという特段の意思表示がない限りは、公表(放送)についても黙示の承諾があったものと解してよいと思われる。第24号 警察官ストーカー被害者報道(2004.12.10)関 連匿名・モザイク処理の原則と例外(51ページ)肖像の使用目的の説明自己の肖像に対する権利は、個人情報に対する自己情報コントロール権としても保障されると考えられるから、原則としては、事前に使用目的をできる限り特定して説明することが望ましい。第21号 山口県議選事前報道(2003.12.12)

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